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製品紹介

当社は線径80μm以下のスズメッキ銅線およびその撚線を主な生産品目としています。
 
特に「強み」とするところは50μm以下のスズメッキ線です。
当社は30数年間、極細のスズメッキ線にこだわり続けました。
一般のスズメッキの製造方法とは異にし、当社独自の極細に適した溶融スズ
メッキ製法で以下のような特徴を生み出しています。
①スズカスの発生が少ない
②メッキが薄く均一(ムラや偏肉がありません)である
③半田濡れ性が良い
上記のメッキの品質の良さを、他ではないメッキの光沢が物語っています。
その結果
①ケーブル製造工程中の目詰りによる断線を少なくしています
②フッ素樹脂などの高耐熱絶縁樹脂の押出時にメッキ線間の融着を防ぎます
③アッセンブリ時の半田付けの信頼性を高めます
当社の極細スズメッキ線は高融点のフッ素樹脂や耐熱樹脂との相性の良い導体を
お探しのお客様に最適です。
・極細同軸ケーブル(プローブケーブル、ハイビジョン・4K画像伝送ケーブル)
・半導体製造装置向けの細径の高耐屈曲ケーブル
・小型、多関節ロボット向けの細径ケーブル
・細径のマシンビジョンケーブル

当社製品の特徴

材質タフピッチ銅、無酸素銅、銅合金(錫入り0.3%、および0.7%)
加工サイズ線径0.08mm~0.02mmまで製作可能です。
メッキの種類溶融スズメッキ
撚り線同芯撚り、集合撚り、ロープ撚り
数量対応線径サイズにより異なりますが、最低ロット5kg~20kgから受けたまわります。

オーディオ用導体の紹介

■オーディオケーブルに適した新たな導体の紹介■

メカ工業<商事部門>では主にヘッドホン・イヤホン向けに最新のオーディオケーブル用に適した導体を各種ご紹介しています。過去にオーディオ用ケーブルではLC-OFC(日立電線)やPCOCC(古河電工)という導体が高く音楽評論家や演奏家から評価され、ブランド化していましたが、いまはその導体も廃番となっております。そうした中、ハイレゾブームを待っていたかのように、この2~3年次々とオーディオケーブルに主眼を置いた導体が新たに発表されています。それらは既にスピーカーケーブルやアンプケーブルとして市場に出始めており、中・高級ヘッドホン、イヤホンとしても徐々に採用の兆しが見えてきています。

弊社の特徴は特定のメーカーにこだわらず、どのメーカーの導体も扱い、伸線、絶縁被覆、撚り、押出してケーブルに至るまでご要望の形態にまで加工してご提供できることです。また、上記の新しいオーディオ用に適した導体の他に無酸素銅の1種・2種、銀線、銀めっき線等オーディオ用に広く採用されている導体も取り扱っております。また、開発時に問題になる小ロット対応、細線化や、ウレタン被覆時の色付対応もご相談に応じます。現在ハイレゾのブームによりヘッドホン・イヤホンも解像度が上がった音源をいくらかでもいい状態で伝えるケーブルに注目が集まっています。もちろん、いい音源を人の耳まで届けるのはケーブルだけではなく、いろいろな機能部品や素材のファクターもあります。ただオーディオファンにケーブル導体にこだわりを持っている人が多いのも事実です。

音の探求、ブランド力の強化に新たなケーブル用導体のご採用をご検討いただければうれしく存じます。

極細線(新製品)の紹介

≪新製品Ⅰ≫  
さらなる極細化に挑戦したスズメッキ軟銅撚線を紹介します。  
◆無酸素スズメッキ軟銅撚り線  
①TA-OFC 7/0.020   撚りピッチ:0.8mm  
②TA-OFC 7/0.025  撚りピッチ:1.0mm  
  
≪新製品Ⅱ≫  
極細(Φ0.05・Φ0.03)の19本撚り線をラインナップしました。  
◆錫入り0.3%スズメッキ軟銅撚り線  
①TAT19/0.05 (同方向同芯撚りまたは異方向同芯撚り)  
②TAT19/0.03 (同方向同芯撚りまたは異方向同芯撚り)  
  
※Ⅰ、Ⅱ共に医療機器、情報通信への用途展開 が期待されます。  
※諸特性については別途お問合せください。  

お問い合わせはこちらから

株式会社メカ工業
〒989-5333
宮城県栗原市栗駒片子沢外鳥屋4番地1
 
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技術的なご相談や試作依頼などお気軽にお問い合わせください。
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